地方(いわき)での建築・デザインを取り巻く環境を内側から見てみます。設計事務所の仕事は設計能力よりも日常への洞察と思慮で成り立っていること、図面の余白に書かれた見えないメッセージなどを紹介します。
2007年11月

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2007年11月26日

■お知らせ 2題
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http://www.gas-efhome.jp/
東京ガス主催「住まいの環境デザイン・アワード2008-人と環境と住宅デザインの真の融合-」を紹介。その審査基準のひとつに「都市において、家族や近隣との豊かな生活・人間関係を育むような住空間の新しい提案」とある。この基準で評価された応募作品が出現すれば・・住宅建築に正面から取り組むこのコンテストが相当楽しみである。期待したいと思う。
こういった作品募集は設計者やデザイナー対象ではあるが、現代の知性豊かな一般のユーザーにも学ぶことが多く、テレビ映りの良い住宅やハウスメーカー品だけが住宅ではないことがわかるはずである。来年2月の結果を楽しみにしたい。
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いわき市立美術館「ブールデル展」
写真を撮影してくるわけにもゆかずポスターで紹介。圧倒的な力の作品群だった。何かの機会に詳しく書くが、やはり空間を捉える力・・ということに関しては、欧米の文化は日本より百年の長がある。建築も同じであろう。特に形と色彩が融合すると日本人には手も足もでない。
あくまで個人的な経験であるが、かつて大阪で高松伸氏や安藤忠雄氏の作品を見てあるいていたとき予定では気にもとめていなかったケンブリッジセブンの海遊館を見、単純な青と赤の箱建築にそのことを強く感じた。それ以来、百年の隔絶は私から離れないし、こういった彫刻などの造形を見るたび、いつもそこに引き戻される。ただただ、「弓を引くヘラクレス」の前で呆然と立って迫り来るものに耐え凌ぐだけになる。
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2007年11月16日

■ミラノ発
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知人からミラノの生の画像をいただいた。活きている・・デザインが活き活きしている。屁理屈なんていってはいない。デザインと戦っている。かつてニューヨークでも感じたことだが、やはり刺すようなデザインがゴロゴロしていた。地下鉄やレンガ壁の落書きにもだ・・。(その時はミュージカルのキャッツを見る目的で行ったのだが、イーストサイドの倉庫の壁に、もう消されていて見れないだろう、と思っていたシャドーマンの落書きを見た時のサディッションは忘れられない・・)
名も無い才能達が路地裏で呻きうごめいているのを感じた。
それにひきかえ比較にならないといえばそれまでだが、私の地方の設計の現状や環境はなんなのだろう。構造と法規制の話題以外に何もない。いや、ちがう・・むしろ構造や法規制、設計料や入札や仕事のとり方の話しにとどまりデザインの話しにならないほうが、居心地が良いのかもしれない。喧騒のなかで本質が埋没している。行政のせいでも何でもない・・本質を望まない精神に問題がある。
設計やデザインは本質的に何十年も先の次世代まで望もうとすることなのに、今の自分のことだけしか見ないものが設計者となるならば、写真のような見る者を触発するようなデザインは生まれ得ない。
それを「貧しい」という・・。

2007年11月04日

■設計事務所の左脳11/02
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秋も深まってきて、庭の小紫やホトトギスの草花を見ながらふっと考えた。設計の周辺のことばかり書いてきたが、これが右脳ならば左脳のことも書かないと、設計事務所は仕事をしていないように見えているかもしれないと。
例えば設計事務所の今日は・・。
所員H・・カー用品店の増築計画中、さらにゴルフ場機械室増築の設計が終わり建築許可審査厳格化と格闘中。そして公共建築の耐震改修設計へとスタンバイ。
所員S・・100ベッドの介護老人保健施設の現場監理が佳境に入っている、加えて某ショッピングセンターの増築と改修の設計中。
所員K・・某中学校の一年にわたる設計の最終段階、公営団地の10棟のうち4棟と5棟目の設計修正、某大規模工場の計画から設計準備中。
所員Y・・介護老人保健施設のサイン計画や内装のプレゼンテーションを作成中、住宅の外装カラープレゼン作成。
所員T・・住宅改修の設計、ペットショップ増築の設計を終え現場監理に入る、某ホテルを高齢者福祉施設へ大規模改修の設計中。某別荘の改装へスタンバイ。
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所長・・先日の台風でかつて設計した医院(上の写真)や田人の店舗の雨漏れ調査、勿来工業高校が文科省からスーパー専門校の指定を受け(県内2校目、名誉なことである)その県教育委員会からの審議委員として委員会へ出席、来年に某工業高等専門学校の講師の依頼があり授業内容の検討中、市のユニバーサルデザインのマニュアル作成委員会の副委員長としてシンポジウムへの参加、実務では某外資系事務所新築の計画、某幼稚園計画プレゼンに気をもみ年内にあるはずの公営住宅プロポーザルにも気がもめ・・などなど・・。

ブログに書かない私たちの日常は11/02でこんなことである。
さて、事務所の左脳と右脳はバランスがとれているか・・。

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