地方(いわき)での建築・デザインを取り巻く環境を内側から見てみます。設計事務所の仕事は設計能力よりも日常への洞察と思慮で成り立っていること、図面の余白に書かれた見えないメッセージなどを紹介します。
2007年12月

--年--月--日

■スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007年12月19日

■設計事務所は敷居が高い・・
071123_1636~0001
カトリックいわき教会 2005年竣工

いわき市立美術館の前にあるこの教会も、改築してから2回目のクリスマスイブを迎えようとしている。

先日、初めてお会いする女性が来社して設計の相談があった。この教会が気にいっていたそうで、設計事務所は敷居が高かったのだけれども連絡をしてみた・・とのこと。
何故、設計事務所は敷居が高いのだろう。他の資格士はいずれも市民権を得て社会的立場を確立しているというのに。
過去の先輩たちからは叱責を受けそうであるが思い当たることがある・・。かつて、住宅設計を手数料業務のように扱い財産の形成に関わるのに、自動車の車検費用よりも安い金額で量産した時代があった。また、国も設計を営利事業として入札という金額で決めるシステムを一般化した。そこでは、質は問われなかった。そして、設計者は市民と向き合うこともなく「設計屋仲間」と群れあって業界内ばかりを見つめていた。そこでも、質が議論されることは無かった。
敷居が高いのではない・・市民と向き合って居なかったのだ。自らが都合よく逃げていたのだ。
しかし、今は各地で、そのような古い職能感から袂を分かった設計者が生まれ始めている。住宅設計の分野にも、JIAという組織にも、プロポやコンペの世界にも・・。苦しみながら頑張っている。
もしかすると、この一年の設計を取り巻く混濁はいやなことばかりだけでなく、この濁りが過去の古いかさぶたを剥がしてくれる濁流なのかもしれない・・。
私はクリスチャンではないが24日のミサには参加し、今こそ、かつてこの教会の設計のために訪れた丹下建三氏設計の東京カテドラル教会を見たときの感動・・冷静な熱い思い・・を思い出してみよう。
スポンサーサイト

2007年12月02日

■ペットボトルツリー点灯式
ツリー点灯式 027 ツリー点灯式 026 ツリー点灯式 008 ツリー点灯式 024
以前から書いていたペットボトルツリーの点灯式の様子。
いわき市の鹿島街道に20基ランダムに設置された。街道沿いの店舗の照明が消える深夜に発光ダイオードが美しく輝いている。
今年のパリのシャンゼリゼ通りは数千万円を投じた、やはり発光ダイオードのイルミネーションだそうだが、ペットボトルリユースに次世代への願いと環境問題の意味を込めたこちらのイルミネーションも美しい。
そう、年末にツリーやリースを飾る最近の現象は、何か”願い”をしているのかもしれない・・。
ツリー点灯式 031

 | Blog TOP | 

プロフィール

管理人

Author:管理人
㈲ノア・アーキテクツ
代表取締役:福富大祐
住所:福島県いわき市鹿島町久保字馬場16-9
TEL:0246-58-8201 
FAX:0246-58-8204

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。