地方(いわき)での建築・デザインを取り巻く環境を内側から見てみます。設計事務所の仕事は設計能力よりも日常への洞察と思慮で成り立っていること、図面の余白に書かれた見えないメッセージなどを紹介します。
2008年02月

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2008年02月28日

■プロポーザル最終話
080226_1512~0001
公開ヒアリング風景
保原小学校プロポーザルも最終段階に入り、当社は一次予選を通過しなかった・・ので、勉強のために公開ヒアリング傍聴に参加した。
その結果、今回のプロポでは基本計画案が示されていたのだが、その案に対して「改善型」グループと新たに組み立て直す「提案型」グループに分かれていることを感じた。ヒアリング7社中、4社が「改善型」で3社が「提案型」である。
・・そして今日発表された結果は一位から三位までを「改善型」が占めていたのである。ちなみに当社は明らかな「提案型」である。・・つまりプロポの意図を読み違っていたのかもしれない。
そのうち、講評が発表されるであろうし、興味のある方は有名どころを含む25社の参加者が公表されているので伊達市HPをご覧になるとよい。
・・この参加者一覧とヒアリングを比較すると、また新たな感想を抱くのだが、マ、それはいい・・負けは負けである。
最後に一つだけ主催者にお願いしたい、それは採点を公表して欲しいのである。1社を除く24社に対しその優劣を示していただきたい・・と思う。私たちは10戦10敗でもプロポに挑戦していくのだが、その最大の理由は「自己研鑽」のためなのだ・・いまどき古い単語だが、このような現実論の設計競技での他者との比較・・そこで理解できる自分の未熟さと研鑽・・設計の鍛錬にはこれしか方法がないのである・・。

しかし今回は、プロポの結果以外に前回の記事のような豊かな収穫があった・・負け惜しみでなく、むしろ今日公表された参加者一覧を見たときに「スパッ」と吹っ切れた感情とその豊かな収穫「古関裕而氏の人生訓」が何だったのか・・ゆっくりと考えてみなければなるまい・・と思っている。
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2008年02月15日

■プロポーザル第3ステップ
080215_1722~0001古関裕而さん
2/12、無事、プロポーザル提案書を提出する。チームの夢と希望を乗せて・・。これで一段落だ。
提出の帰り足、福島の設計事務所に所要で立ち寄ったのだが、前から気になっていた福島市音楽堂の目の前だった。早速、少しの時間、見学をさせていただいた。いい建物だ・・時間を吸い込んでいてもその設計者の品格が滲んでいる・・。また、時間をとって来てみようと思ったら、脇に「古関裕而記念館」があった。何となく入ってみた・・。

古関裕而さん・・福島商業高校出身、一時平凡なホワイトカラーになるのだが、その才能が自然に羽ばたいていった人生だった・・そのように見えた。
作品は例えば、今でも胸を打つ甲子園のテーマ曲の「栄冠は君に輝く」、1961年の「オリンピックマーチ」、「君の名は」、「長崎の鐘」、そしてあの阪神の「六甲おろし」・・。
少しのつもりがジッと彼の人生に引き込まれてしまった。出たときは、大作の文学小説を読んだような余韻があった・・。何故、これほど惹かれたのか、というより勇気のようなものをいただいた感じがするのか・・。帰りの磐越道で考えた。

古関裕而さんの記念館の写真は、どの映像も上の写真のように「静かな」印象だ。小さい頃からの記録写真もそうだった。とりすましているわけでもなく、大業な表情でもない・・。
じっと、自分の何かを見つめて失わない・・騒ぐことでもなく、静かにしかし深くその重い自分の仕事を見つめている。
東北人の重さと穏やかさに隠れた激しさ・・が、垣間見える。
いや、私などの評論などは失礼だろう・・。ただただ、その美しい生き方に共鳴するだけだ・・。

プロポなどで各地に出向くと、このように思いがけない有意義な出会いもある・・。
人生はいいねえ・・教えられることは、これほど嬉しい・・ことだった。

2008年02月10日

■プロポーザル第2ステップ
clouds_sun_st.gif
2/12の保原町周辺の天気。
プロポーザルが第2段階に入った。
つまり提案内容がまとまった。今日は、最後の提案書修正や必要書類の準備である。
内容は応募前なので詳しく記すことはできないが、2/12の応募〆切には、郵送では不安なので、直接届けることにする。そこで気になるのが、当日の天気だ。「曇り-晴れ」である。マ、雪が降らないのは確かなようである。

最後のチームのミーティングで、これまでの内容(計5回ほどのミーティングをやった)を総括・反省をしてみた。今回は、これまでやってきたことの総括的なイメージでまとまっている。従って、「新しいもの(提案)が無い・・」という議論になった。
学校に新しいこととは何か?新しいことが必要か?
いつものことだが、やり残したことがあるような・・大きな落し物をしたような・・纏めた時に必ず起こる疑問だ。設計とはそういうものだ。イメージをビジュアルに具現化すると、イメージは100%でいることは決してない・・といっていいだろう・・私はそう思う。
終わった提案書をつべこべいうのはタブーなのだが、打ち上げで飲み始めるとグズグズと出始める。つまり、強気になってみたり、弱気になってみたり・・である。
2/12の天気のように、「曇りのち晴れ」なのか、「曇りで少し晴れ」なのか、「曇りと晴れ」なのか・・。

ただ一つだけ、確かな」ことがある。いずれ必ず、結果が示されることだ。挑戦した者だけに与えられる権利で、それまでは楽しんでいることができる。
そうはいっても、「曇りのち晴れ」なのか、「曇りで少し晴れ」なのか、「曇りと晴れ」なのか・・の中で揺れているだけなのだが。
まるで、意中の人に、これから思い切ってプロポーズ(プロポーザル)しようとしている気弱な男のように・・。

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