地方(いわき)での建築・デザインを取り巻く環境を内側から見てみます。設計事務所の仕事は設計能力よりも日常への洞察と思慮で成り立っていること、図面の余白に書かれた見えないメッセージなどを紹介します。

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2007年08月07日

■建築の色彩
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今日は現在建築中である船戸団地4号棟の外壁テーマカラーとベース色を現場で確認してきた。3枚の写真は1号棟から3号棟までのカラーデザインである。基本設計時には10号までのテーマカラーを決めてあったのだが、最後はやはり現場景観の中で確認したくなる。今回の4号棟はテーマカラーが「まっちゃ色」なので、ここにそれが加わることになるのだが・・。
「色は難しい・・」とよく同業者が言う。難しいのではない、見つけられないのだろうと思う。画家が常にデッサンから離れないのはニュートラルで見る行為を汗が出るほど突き詰めているとカタチも色彩も見えてくるからでその努力なしにはおよそ造形というものはできるはずがない。つまり、色彩もカタチと同じく原石の中から彫り出すような作業なのでしょう。「難しい・・」という人はデッサンをするべきでしょう。色彩はカタチと同じくらい景観に多大な影響を及ぼすのですから、カタチができて色彩が難しいなどというのはあり得ない。
コルビュジェは色彩を「輝く」と表現しました。バラガンの色彩はメキシコの太陽の下でカタチを超えて存在感さえあります。
考えてみると、近代はモノを大量に造れば直ぐ消費されたビジュアルセンスが貧しい時代でしたから、色彩の感性を失っていたしそれでも用が足りたのかもしれません。その時代にオリンピック景気や万博景気で、カタチだけをとりあえず造れる建築士が大量に育成され、そのジェネレーションが今、建築界の中堅をしめているとすれば、何か薄寒い感じがしてきます。
それが証拠に、その人たちはグラフィックデザイナーやインダストリアルデザイナーという世界と、一生共同作業をしないで済んでいるではないですか・・。
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■ [yoshida]

ブログはじまりましたね、一人酒はほどほどに。(人のことは言えないのですが。)

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